「柿食えば 鐘が鳴るなり 法隆寺」
皆さんはこの俳句を知っていますか?
明治時代の歌人、正岡子規の一番有名な句です。
さて、秋も深まり、旬の果物もスーパーに様々並んでいますが、
やはり秋の果物といえば、柿ですね。
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柿は日本に昔からある果物で、少なくとも800年前の鎌倉時代からあったとされ、
今では「国果」(国を代表する果物)とされています。
また、「柿の木」自体も非常に丈夫でしなやかな特性を持つことから、かつてはゴルフクラブなどの材料として使われてきました。
なお、柿の実の栄養素ですが、
①ビタミンC
②β-カロテン
③カリウム
④食物繊維
が豊富に含まれています。
前回の記事でも話題に上げましたが、ビタミンCは免疫力を上げて風邪予防の役に立ってくれる栄養素です。
これからの時期にうってつけですね!
ただし、食べ過ぎは禁物です。
柿は食べ過ぎると腹痛や下痢の原因になったり、一度に大量の柿を食べると「胃石」ができることがあります。
胃石ができると吐き気や腹痛、胃かいようや腸閉そくの原因になることもあります。
適正量は1日に2個程度。何事もほどほどが大事ですね。
いかがだったでしょうか?
柿は今の時期にしか食べられないおいしい果物。
摂りすぎに注意しつつ、秋の味覚を楽しんでみてください。
こんにちは!
だんだんと気温も下がり、景色もすっかり秋めいてきましたね。
しかしこういう季節の変わり目は、体調を崩しやすい時期でもあるんですよね~。
というわけで今回は、秋・冬の健康維持についてのお話になります。
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①水分をしっかり摂ろう!
人間の体は毎日食べ物や飲み物などから2~2.5リットルの水分を摂取し、尿や便、汗などで同じくらいの量の水分を体から排出しています。
これは季節が変わってもあまり変化ありません。
この時期、熱中症の危険は去りましたが、水分補給の重要性は夏場と変わってはいないのです。
風邪やインフルエンザの原因となるウイルスは、乾燥した状態で活発に活動します。
水分補給は喉や鼻の粘膜をうるおしてウイルスの侵入を防ぐと同時に、侵入したウイルスを痰や鼻水によって体外に排出する作用を助けてくれるのです。
②ビタミン接種で免疫強化!
レンコンやジャガイモ、ブロッコリーに豊富に含まれるビタミンCは、白血球の働きを強くして、免疫力を高めてくれるといわれています。
また、ブロッコリーはビタミンEも豊富で、血行促進効果も期待できます。
冬の果物であるイチゴやミカンもビタミンCが豊富なので、積極的に摂っていきましょう。
③秋・冬も運動を!
体温が上がると血液の流れがよくなり免疫力が高まります。
逆に言えば、体温が下がると血流が悪くなり、免疫力も低下し、ウイルスや細菌に負けて発病しやすくなってしまいます。
手軽に体温を上げる方法としては、やはり「運動」。運動は、激しいものではなく、汗ばむ程度のウォーキングやランニング、または自宅でできる簡単な運動を無理なく続けることが大切です。
なお、運動の後は汗の処理をしっかりと行ってください。
いかがだったでしょうか?
これからの季節、病気に負けない体を作って、元気に勉強に励んでくださいね!
こんにちは!
9月もあっという間に過ぎ、10月になりました。
10月といえばハロウィンですね。
「トリック・オア・トリート!」と言ってお菓子をもらった、なんて経験、みなさんもあるのではないでしょうか?
というわけで今回は、ハロウィンの由来についてです。
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ハロウィンの起源は2000年以上も前になると言われており、
ヨーロッパの古代ケルト人のお祭りである「サウィン」が起源だそうです。
ケルトの暦では、サウィンの行われる10月31日は日本のお盆のような感じで
死者の魂が家族のもとに戻ってくる日だと信じられてきました。
その際、死者の魂と一緒に悪霊もやってくると考えられたため、火を焚いたり仮面をつけたりして身を守ったと言われています。
これがハロウィンの仮装の由来ですね。
その後サウィンはキリスト教と結びつき、11月1日の諸聖人の日(All Hallows)の前日に行われるため
「All Hallow’s Eve」と呼ばれ、それが次第になまって短くなり、「Halloween」と言われるようになりました。
ちなみに「トリック・オア・トリート!」と言ってお菓子をもらう風習は、
死者へ供える「ソウル・ケーキ」をもらう「ソウリング」という中世ヨーロッパの儀式に由来するそうです。
いかがでしたでしょうか?
私たちが何気なく行っている行事にも、色んな歴史や由来があるんですね。
ハロウィン以外にも、色々と調べてみると面白いかもしれません。
こんにちは!
今回は英語のお話です。
中3のみなさんは「made of~」と「made from~」という連語を、
どこかで見かけたたことがあるのではないでしょうか?
受け身形や名詞の後置修飾などで使われる表現です。
意味はどちらも「~で作られている」。
さて、みなさんはこの二つの表現の使い分けができますか?
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実は、この「made of~」と「made from~」は
『目で見て原材料がわかるかどうか』で使い分けます。
たとえば「おにぎり」だったら、パッと見で原材料が「お米」だとわかるので、
英文にする時には “Onigiri is made of rice.” というふうに「made of~」を使います。
では次は「日本酒」(Sake)。
こちらも原材料がお米ですが、パッと見で何でできているか分からない。
ですので、英文にする時は “Sake is made from rice.” というふうに「made from~」を使います。
いかがでしたでしょうか?
受け身形や名詞の後置修飾は重要文法です。
今回紹介した「made of~」「made from~」も覚えておいて損はないですよ!!
こんにちは!
9月に入って暑さも和らぎ、ずいぶん過ごしやすくなってきましたね。
さて、夏休みも終わり、いよいよ二学期が始まりました。
部活では3年生が卒業し、2年生がひっぱる新体制に。
学校行事では体育祭や文化祭など、イベントがめじろ押し。
何かと忙しく、楽しい時期ですが…。
勉強をおそろかにしてはいけませんよ!!
二学期は一年の中でも重要な時期です。
なぜなら、二学期で取り扱われる単元は、どの科目でも難しいものが取り扱われるからです。
例えば2・3年生の数学だと「関数」ですね。
ここでつまずいてしまう人も非常に多い!
油断していると、テストで大変な点を取ってしまうかも…。
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こんにちは!
長かった夏休みも、もうすぐ終わりですね。
あと10日ほどすれば、いよいよ9月。季節は秋に変わってきます。
さて秋といえば、街中の木々が色づく紅葉の季節ですが、
皆さんは「なぜ木の葉っぱの色が変わるのか」、知っていますか?
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ヒントは「太陽光の量」にあります。
夏の間は太陽の出ている時間が長く、太陽光で養分を作る植物は、葉っぱをどんどん増やして光合成を行います。
しかし、秋になって太陽の出ている時間が減ってくると、光合成で養分を作る効率も落ちてくるため、
木は「省エネモード」に入るのです。
葉っぱの中の、効率の悪くなった葉緑体を分解して、そこでできた栄養を幹に送るのですが、
葉緑体の緑色が減ったことで、葉っぱには別の色が現れてきます。
これが「紅葉」のシステムです。
イチョウの場合は緑色がなくなることで、もともと持っていた黄色が出てくるのですが、
モミジのような赤い葉は、葉緑体が分解される時に「アントシアニン」という赤い色素が作られることで、
あの鮮やかな色が出てくるのだそうです。
いかがでしたでしょうか?
「葉緑体」や「光合成」など、学校の理科で習った単語も、ポツポツ出てきましたね。
この機会に、植物の構造や性質について、復習してみるのもいいかもしれませんよ~。
こんにちは!ついに夏休みが始まりましたね!
さて、今回の記事のタイトルの「…」の後に続くフレーズ、みなさんはお分かりですか?
正解は「天王山」です。
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「天王山」は「勝負の分かれ目」という意味で使われる言葉です。
もともとは本能寺の変で織田信長を討った明智光秀と、そのかたき討ちを狙った羽柴秀吉が戦った際に、戦略の要地であるこの山を秀吉が占領し、戦いに勝ったことが由来となっています。
夏は受験の天王山。
そう、この夏に頑張れるかどうかで、今後の学力に大きな差が現れます。
夏休みは一年の中で一番長い休暇期間。そしてその間、学校の授業はストップします。
ということは、今までの復習をするには最適の期間であり、
同時に受験生にとっては最後の復習のチャンスになります。
秋は内申対策、冬は本番対策に時間を割かないといけなくなるので、
必然的に受験生が復習に力を注げるのは今この夏の期間だけになるワケです。
「やった~夏休みだ~。ダラダラしよ~。ゲームしよ~。動画見よ~」
なんて思ってるあなた。
もったいないですよ!?
せっかくの40日前後のお休みです。
毎日1時間勉強すれば40時間、2時間なら80時間、3時間なら120時間。
それだけの学習時間を無理なく取れるのは今だけです!
みなさん、夏の限られた時間を最大限に有効活用していきましょう!
『やる気が出ない…』
みなさん、勉強する時にこう思ったこと、ありますよね?
『やる気さえ出れば勉強もどんどん進んで、テストでもいい点が取れるのに…』
そうですよね。まったくその通り。
それでは今回は、「やる気の出し方」についてお話していきたいと思います。
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私たちの脳の中には「淡蒼球(たんそうきゅう)」という部位があり、ここが刺激されることによっていわゆる「やる気が出ている」状態になるそうです。
しかしこの淡蒼球のスイッチは、自分の意志ではなかなかオンにできないとのこと。
じゃあ、どうやって淡蒼球をオンにすればいいのか…ですが、
方法の一つとしては、「とにかく行動すること」が重要なのだそうです。
つまり、「やる気が出てからやる」のではなく、
「やる気を出すためにとりあえずやってみる」ことが大事なのです。
とはいえ、いきなり1時間、2時間も勉強するのは大変ですよね。
なので、最初は、思いっきりハードルを下げてみましょう。
まずはワークを開く。そして、3問だけ問題を解いてみてください。
きっと「えー!?そんなの勉強したって言わないじゃん!?」と思うはずです。
と同時に、やり始めて問題を解き終わると、どこか物足りなさを感じるかもしれません。
「こんなんじゃ足りないよね…?」「1ページくらいなら終わらせてもいいかな…?」
はい、この状態になったら淡蒼球が活発に動き始めています。
この勢いでどんどん進めてしまえば、アラ不思議。
「やる気を出して勉強を頑張れる自分」が出現することでしょう。
いかがだったでしょうか?
何事もまずは「行動」が大切です。
小さな一歩を積み重ねて、大きな目標に届くよう、頑張ってみてください!!
こんにちは!
最近は気温も上がり、徐々に夏らしくなってきましたね。
夏はイベントが盛り沢山で楽しい季節!…ではありますが、同時に
「食欲がわかない…」
「なんか疲れやすいかも…」
といった体調不良、いわゆる「夏バテ」が起こりやすい季節でもあります。
暑い季節はこれからまだまだ続きます。しっかり夏バテ対策をして夏を乗り切りましょう!
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【夏バテ対策①】こまめな水分補給
人間の身体からは、普段の生活をしていても約2.5Lもの水分が失われます。特に今の季節は熱中症予防のためにも、水やお茶でこまめに水分を摂りましょう。
ただ、甘いジュースやスポーツドリンクの飲みすぎは、糖質の分解でビタミンB1を大量に消費するため疲れやすくなってしまいます。
【夏バテ対策②】体を冷やしすぎない
外気温との温度差や、身体の冷やしすぎは自律神経の乱れを招きます。エアコンの風は直接体に当てないように。
寒さを感じたら上着やタオルケットなどで調整しましょう。
【夏バテ対策③】睡眠はしっかり取ろう
疲れを取ったり、自律神経を整えるためには睡眠が一番! 夜ふかしせず、早めにお布団に入りましょう。
また、エアコンのつけっぱなしは体の冷えすぎに繋がります。タイマーを有効活用しましょう。
【夏バテ対策④】食事は一日三食、バランスにも気を付けよう
暑さで疲れたり、汗でミネラルを失った体には栄養が必要です。少量でもいいので、一日三食、バランスよく食べましょう。
特にこの季節は「タンパク質」「ビタミンB1」「アリシン」「ビタミンC」を積極的に摂れると良いそうです。
ビタミンB1は豚肉やウナギ、アリシンはたまねぎやニンニクなどのネギ類に多く含まれていますよ。
いかがでしたか?
夏休みまであと一ヶ月。夏バテ対策で体調を万全にして、元気に夏を過ごしてくださいね!
こんにちは!
6月も中旬になり、梅雨入りしましたね。
この季節は湿気でジメジメ、気温も不安定になりますので、体調管理にはしっかり気を付けていきましょう。
さて、今回の記事のタイトルですが、中3生のみなさんは聞き覚えのあるフレーズなのではないでしょうか?
そうです。2年生の国語で習った「徒然草」の「仁和寺にある法師」の一説です。
年を取るまで石清水八幡宮に行ったことがなかった仁和寺のとある僧が、ある時思い立って、たった一人で石清水八幡宮にお参りします。
ところが、途中に立ち寄った極楽寺や高良神社を「石清水八幡宮だ」と勘違いした僧は、ついに石清水八幡宮には参拝せず、そのまま帰ってしまうのです。
このお話の教訓として、「徒然草」作者の吉田兼好は
「こういう事もあるので、ちょっとした事にもその道の案内者はあってほしいものだ」
と述べています。
これって勉強にもつながる話だと思いませんか?
特に、
「苦手な教科はあるけど、どう勉強したらいいか分からない」
「行きたい高校はあるけど、どのくらい頑張ればいけるのかな?」
という風に感じている方には、経験者の体験談はすごく参考になるのではないでしょうか。
というわけで、今回紹介するのはこちら!
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